佐々木内科クリニック

有楽町線「麹町駅」より徒歩３分の

東京都千代田区麹町４-４-６　麹町４丁目小倉ビル２Ｆ
ＴＥＬ）　０３-３２６４-３６３５　　　ＦＡＸ）　０３-３２６４-３６５０
JR「四谷駅」より徒歩５分　地下鉄有楽町線「麹町駅」より徒歩３分

　経鼻内視鏡

　最近話題の鼻から入れる胃カメラ（経鼻内視鏡）についてご紹介したいと思います。

経鼻法と経口法

　現在、内視鏡検査が消化管病変の診断に最も有効であることは説明するまでもありませんが、従来の口から挿入する内視鏡が、時として苦しい検査になっていたことも否定できません。この理由は、個人差はありますがスコープが舌根部と接触して起こる咽頭反射にあります。

　そこで、少しでも苦痛の少ない内視鏡検査はないものだろうか。こうした要望から経鼻内視鏡は誕生したといって良いでしょう。経口内視鏡と異なり、経鼻内視鏡は咽頭反射が少ないことが特徴です。また、検査中に会話が可能ですから、患者さんに安心感を与えます。こうした理由から、経鼻内視鏡は苦痛の少ない検査として注目されています。

　一方で、極細径スコープを使用することによる画質や処置能力の問題も指摘されています。経鼻内視鏡は経口内視鏡と比較すると、検査精度において、劣る点があることは否定できません。画質が若干劣る、検査時間が長くなる、内視鏡的処置に制限がある等があげられます。

　経鼻内視鏡は、完成された検査法とはいえませんが、今後の発展が十分に期待できること、また、なにより今まで内視鏡検査を敬遠していた方々に検査を受けられる可能性を高めつつあることも忘れてはなりません。

　このような現状から、当院では従来の経口内視鏡検査および、鎮静剤を使用することにより、検査中の記憶がなく、高精度で満足度の高い鎮静下経口内視鏡に加え、経鼻内視鏡検査を導入しております。十分な経験のもとに施行しておりますが、現時点で経鼻内視鏡検査は上部消化管内視鏡検査の選択肢の一つとして考えています。

　内視鏡検査をご希望の方は、予約時にご相談いただき、最も適した検査法を選択されるようお勧めいたします。

｜インフルエンザ｜花粉症｜胃食道逆流症・逆流性食道炎｜禁煙｜動脈硬化｜経鼻内視鏡｜

|Back|Next|

｜Home｜クリニックのご案内｜院長のご挨拶｜診療内容｜健康診断・予防接種｜検査・設備｜
｜トピックス｜喘息(ぜんそく)の話｜ピロリ菌の話 | 関連記事｜アクセスMAP｜English | e-mail｜