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佐々木内科クリニック

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 喘息(ぜんそく)の話

SASAKI MEDICAL CLINIC

 ぜんそくは、空気の通る気道が狭くなり、呼吸が苦しくなる病気です。ぜんそくの患者さんの気道は、タバコの煙、室内のホコリやダニなどの刺激によって、気管支の平滑筋が刺激され空気が通りにくくなってしまいます。気管支喘息の病態は慢性の気道炎症です。体内にホコリやダニ等の異物が侵入すると免疫反応が過剰に働いてぜんそくを起こしてしまうのです。

 このアレルギー反応により、気管支粘膜の肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエン等の化学物質が放出され、平滑筋を収縮させ気管支粘膜の炎症を引き起こします。さらに好酸球から特殊なタンパク質が放出され、気管支の粘膜上皮をはがしてしまいます。これにより気管支はますます過敏に反応し、症状は悪化します。

 ぜんそくの原因は、アレルギーの他、気道感染、タバコの煙、冷気、運動、気象の変化、ストレス等によっても起こると考えられています。

 ぜんそくの病態は、先にも述べたように慢性の気道炎症です。この炎症をコントロールすることがとても重要なことです。

 当院では、ぜんそくのコントロールを基本に発作時にも対応できる治療を行っています。ぜんそくは良い状態を保ち、長く付き合う病気です。ご心配な方はぜひご相談下さい。

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